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アマチャヅル

アマチャヅル(甘茶蔓)が腰痛の症状緩和に効果があるとされています。アマチャヅル(Sweet tea vine, gospel herb)は、学名をGynostemma pentaphyllum (Thunb.)Makinoと表記する、うり科、アマチャヅル属の多年生、つる状草本植物です。北海道から九州、朝鮮半島、中国、インド、マレーシアに自生しています。中国語名は絞股藍で、古くから咳や慢性気管支炎の民間療法に使われていました。



アマチャヅルの葉や茎に含まれるサポニンのいくつかが高麗人参と同じ構造をもつサポニンとして知られています。アマチャヅルサポニンは鎮静作用として働くものの方が多く、興奮作用に働くものは、ほとんど見出されていないことから腰痛の緩和に効果があると考えられます。



アマチャヅルのサポニンの多くが、全く新しく発見されたものばかりで、これら新種サポニンの薬理効果については研究中のようですが、動物実験で、高脂血症がアマチャヅルサポニンの投与によって、予防できることや、さらに血小板からの血栓誘発物質であるトロンボキサンA−2生成を抑制することなどの報告があります。



アマチャヅルは、サポニン(saponin)、ジンセノシド(ginsenosides)、プロトパナキサジオール、ギペノサイド類などを含むことで、循環器系機能向上、鎮痙、肝機能強化、抗アレルギー、血糖値降下、鎮静、免疫機構・神経系統の強化、血圧降下、コレステロール値降下などの作用が期待されています。



したがって、腰痛の緩和以外にも、胃痛、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、便秘、下痢、偏頭痛、神経痛、肩こり、気管支炎、喘息、高血圧、低血圧、糖尿病、悪性腫瘍、アトピー、花粉症、心臓血管疾患、ストレスなどの症状に効果があるとされています。さらに、リウマチや白髪に効くという報告もあるようです。



アマチャヅルの副作用としては、重篤な吐き気を引き起こし、腸運動が増す可能性があるとされていますが、短期間での、常識的な経口摂取であれば恐らく安全と思われます。また、妊娠中の経口摂取は危険性があり、授乳中においては信頼性の高い充分なデータがないため使用を避けたほうがよさそうです。さらに、アマチャヅル粉末によるアレルギー発症の報告があるようです。

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